2006年12月16日

12月9〜10日の興行成績・武士の一分好調・NANA2に失望

December 9--10, 2006 1ドル= 116.344円       
今 先  累計興収  週末興収 Screens 週 題名              
1 - *,496,411,111  496,411,111  401 1 硫黄島からの手紙
2 1 1,140,713,260  263,749,288  384 2 武士の一分
3 2 *,815,869,979  192,930,579  444 2 007/カジノ・ロワイヤル
4 - *,168,889,371  168,889,371  317 1 NANA2
5 3 4,634,873,180  148,975,118  299 6 デスノート the Last name
6 - *,112,656,128  112,656,128  441 1 オープン・シーズン
7 4 1,278,346,105  *86,891,167  296 4 プラダを着た悪魔
8 - *,*55,540,415  *55,540,415  116 1 ふたりはプリキュア Splash Star/デジモンセイバーズ      
9 9 *,216,753,991  *35,888,285  207 3 ありがとう
0 - *,*31,856,849  *31,856,849  *99 1 王の男


武士の一分は順調そのもの
「武士の一分」〜12/10(日)の10日間
98万1767人 11億4071万3260円 384scr

ですから11日間で100万人到達したと考えて。
100万人到達日
北の零年    公開12日目(興収27億)
電車男     公開16日目(興収37億)
ローレライ   公開17日目(興収24億)
亡国のイージス 公開18日目(興収20.6億)
三丁目の夕日  公開19日目(興収32.3億)
星になった少年 公開24日目(興収23億)
県庁の星    公開20日目(興収20億)
涙そうそう 公開10日間(興収30億)
デスノート前編 公開15日目(興収28億)

武士の一分20億超えは余裕、30億に届くか超えるかというところ。


木村拓哉は主演俳優としての責任を果たしたといえるでしょう。


それにくらべるとNANA2は悲惨なことになっています。

「NANA2」オープニング興収1.7億円。前作(最終興収40.3億円)対比31%。


似たオープニング成績の作品は・・・

1.9億のプラダを着た悪魔(現在12億)
1.8億のUDON(興収13億)

・・・どうもNANA2はUDONパターンのような気がしてくる。この不調の最大の原因はキャストの変更もあると思うが、あきらかに撮影して完成させて公開する期間の異様なまでの短さにあるのは間違いない。


前作は中島美嘉の曲が世間に浸透していくだけの時間がたっぷりあり、宣伝もよく練られた感があったが、今作はすべてにおいて時間がなく、あわてて作ったというのが透けて見える。


それでも東宝は製作から公開があっという間の電車男で成功しており、旬を逃さないためにも電車男と同じ手法で公開したのだと思うが、ものの見事に失敗した。


ここは旬を逃す危険性よりもじっくり宣伝期間をとって公開すべきではなかったか?


いずれにしろ最近の東宝はやることなすこと裏目にでる。来年が不安でならない。
posted by シンジ at 08:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画興行収入 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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