2006年11月28日

一番早い映画賞・第31回報知映画賞に不満

第31回報知映画賞が発表されました。

作品賞   「フラガール」
監督賞   根岸吉太郎「雪に願うこと」
主演男優賞 渡辺 謙「明日の記憶」
主演女優賞 中谷美紀「嫌われ松子の一生」
助演男優賞 香川照之
助演女優賞 蒼井 優「フラガール」「ハチミツとクローバー」
新人賞   松山ケンイチ
特別賞   「時をかける少女」

うん・・・予想どおりの面白みのない結果だな。


「フラガール」はいい映画だと思うけどそこまでの傑作ではない。作品の質的には「ゆれる」のほうがはるかにいい。
「フラガール」の批評はこちら


主演男優賞の渡辺謙に関してはラストサムライでブレイクするまではテレビ俳優というイメージ。それがいまや日本を代表する映画俳優なんだから不思議な感じ。「明日の記憶」ではプロデューサーとして獅子奮迅の働き、それが認められたというのもあるかも。
「明日の記憶」の批評はこちら


監督賞の根岸吉太郎には大いに不満がある。「雪に願うこと」は、はっきりいって平凡な作品です。なぜいま一番光り輝いている西川美和や中島哲也にあげないのか?
「雪に願うこと」の批評


主演女優賞の中谷美紀には文句なし。中堅女優として今一番安定した演技力をもつ中谷。中島監督との壮絶なバトルは今年の映画界最大の事件だったかも。事件(笑)の詳細はこちら


助演男優賞には文句なし。「ゆれる」の香川照之はホント凄かった。この香川の演技は確実に映画史に残る、それくらいのインパクトがある。
「ゆれる」の批評


助演女優賞にも異議なし!「フラガール」は蒼井優ちゃんの代表作になった。ただ実質助演じゃなくて主演ですけど。つまりそれくらい輝いていた。そして実力も若手NO.1でしょう。いま注目をあびている若手女優のなかには正直いって演技力が評判に追いついていない人もちらほらいるけど蒼井優だけは掛け値なしにうまいです。
フラガールの蒼井優に関しての賛美記事


新人賞は松山ケンイチ、松ケンですか。いいと思う。ホリプロが映画俳優として大事に大事に育ててきたかいがあった。でも松ケン自身はこんなこと言ってるけど−「映画の仕事の、ほかに比べての良さがまだわからない。映画をもっと好きになるために、ほかの仕事も経験していきたい」デスノートドラマ版に松ケン出演のうわさもあるけど・・・映画だけにしとけ。
「デスノートthe last name」とLの評価はこちら


特別賞は「時をかける少女」報知にしては英断ではないでしょうか。「ハウルの動く城」の監督をおろされる屈辱をあじわった細田守監督も溜飲をさげていることでしょう。
「時をかける少女」の批評はこちら


報知映画賞に不満があるとしたら「ゆれる」の西川美和監督はどうした!?につきる。今年の映画界最大の事件は西川美和の登場に他ならない。審査員の目を疑うよ。
posted by シンジ at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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