2012年05月23日

理想の死に方「餓死」最悪の死に方「首吊り」

自然死とは、実態は“餓死”なんです。餓死という響きは悲惨に聞こえますが、死に際の餓死は一つも恐ろしくない。不安もなければ寂しくもない。まず口から飲み食いできなくなった人は飢餓状態になります。すると脳内モルヒネが出て、いい気持ちになる。それから水も入りませんから、脱水状態になる。こうなると血が濃く煮詰まって、意識レベルが落ちてきて、ぼんやりするんです。いい気持ちのまどろみの中で死んでいける。だから放っておくと全部穏やかで安らかに死ねるように自然の仕組みはできているんです。−「往生したけりゃ医療とかかわるな」著者中村仁一・週刊文春2012年5月24日号より

人間はゆっくり首を吊られると、息がつまる。最初の段階でロープが首に食い込み、頚静脈と頚動脈がしまって、顔が青紫に変色する。脳に酸素が供給されなくなり、十秒ほどで意識を失う。空気の供給が完全に遮断されなかった場合は、もう少し時間がかかる。一分ほどして次の段階へ移行する。呼吸筋が収縮し、舌が口から飛び出し、舌骨と喉頭が損傷する。その後、制御不能の激しい痙攣が起こる。手足が八回から十回がくがくふるえ、たいていの場合、頚部筋肉が裂ける。それから突然静かになり、息も止まる。一、二分すると最終段階となり、死はほぼ避けられなくなる。口が開き、体全体で空気を求め、断続的にあえぐ。一分間にせいぜい十回ほど。口、鼻、耳から出血し、顔がふくれあがり、右心室が広がる。そしておよそ十分後、死に至る。
−フェルディナント・フォン・シーラッハ「罪悪」

死ぬなら餓死に限るな・・・首吊りは一番お手軽だけど、きつそう。
posted by シンジ at 00:04| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いま首吊りして子供に発見された、死にたいけど助けて欲しいのか…それにしてももう疲れた
Posted by あき at 2012年12月16日 09:13

んー…、首吊りは位置を把握しなくては、痙攣で生き残るなぁ(。・_・。) なかなか難しいもんです(*_*)
Posted by リオン at 2013年01月11日 15:42
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