2009年08月15日

山城新伍は張飛である

山城新伍さん死去享年70歳

山城新伍氏は毀誉褒貶する立場の人だった。浅草キッド水道橋博士も絶賛する山城新伍著「おこりんぼさびしんぼ・若山富三郎・勝新太郎無頼控」は傑作として名高く、この本で描かれる若山富三郎のモンスターっぷりにワクワクしたことを思い出す。


若山富三郎はとにかくすぐに怒って誰かれかまわず殴り飛ばす人ですでにスターであった菅原文太も殴られたことがあるほどの暴君だったが、なぜか山城新伍だけは一度も殴られたことがない。それも山城さんは若山富三郎に心酔して常にそばにいたにもかかわらずである。


山城新伍は先輩や目上の人に可愛がられるコツをしっている。ところがこれが自分より年下や目下を相手にすると一変する。


インスタント麺のどん兵衛のCMで長らくコンビを組んでいた川谷拓三はのちに山城を大嫌いだと告白している。


三池崇史監督は自身の作品に山城新伍をキャスティングすることをすすめられ断っている。TVドラマハングマンの助監督だった三池は山城からひどくいじめられたことがあり、その苦い思いがあるからだという。(極道恐怖大劇場・牛頭公開時の曽根晴美のインタビュー証言)


このように目上には評判が良く、目下の者には毛嫌いされる山城新伍って唐突だけど張飛っぽいなぁと。


三国志時代の英傑である関羽、張飛の有名な人物評がある。「関羽張飛はみな万人の敵にかない、世の虎臣となす」そして二人にはもう一つの側面があった。


関羽は「善く卒伍に待つも、士大夫に驕る」つまり自分より身分の低い者や部下には優しく接したが身分の高い者には傲慢な態度を隠さなかった。


張飛はまったくその逆で身分の高い者にはこびへつらい、目下の者や部下は平気で打ちすえたり殺したりしていた。


結局ふたりともその性格の欠点がもろに自身の死に直結してるんだけどね。


なんか不意に思いついて書いたので他意はありません。山城新伍氏のご冥福をお祈りいたします。
posted by シンジ at 08:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私自身はあまり記憶がないのですが
山城新伍さんは歯に衣着せぬ発言で有名だったとか
女性関係も派手で昔ながらの映画スターだったようで
今の芸能界では居場所がなかったのかもしれませんね

ご冥福をお祈り致します
Posted by 芸能ニュースにちょっと注目 at 2009年08月18日 15:10
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