鬱状態から復活できず。その原因はPerfumeと浦和レッズ・・・じゃなくて映画「レスラー」だ。
三沢さんのことで鬱状態にあった心を映画レスラーはさらにズタボロにしてくれたわ。観ててつらかったのはホントにどん底なんだよ、ミッキー・ローク演じるレスラー、ランディが。
家族もいない、恋人もいない。ビールと小便のすえた臭いのする場末のリングにあがるもそれだけでは食っていけない。レスラーとしての未来もない、それでもリングに立ち続ける男。救いがなさ過ぎるよ。
俺は三沢がこんな救いのないところで戦っていたなんて思いたくない。
ランディにとって最後の救いだったはずの娘から拒絶されるシーンは胸に鈍痛を感じたほど。前のシーンで娘と仲直りするダンスシーンがあまりにも美しすぎて涙したのに、なんなんだよ・・・。
体がボロボロになっても、家族を失っても、それでもプロレスには人生を賭けるだけのものがある、と今の俺は思いたいの!それをこの映画は描かないんだよ。その先にあるのはただ絶望、絶望あるのみ。
三沢追悼の意を込めて見にいったらなんの希望も未来もない容赦のない現実を見せられた。普段の俺なら絶賛したかもしれないリアルな人生をうつしだす映画。でも今の俺はこんな映画見とうはなかった。
話題変えます。映画「ウルトラミラクルラブストーリー」
これはこころざしの高い“うんこ”ですね。
堤幸彦や本広克行などは「おいしいものできましたよ!」とにこやかに“うんこ”を持ってくる人たちだ。本人たちはとびっきりのごちそうだと本気で信じてるけど、食べる人たちにすればうんこ以外のなにものでもない。自覚無きうんこ。
ウルトラミラクルの監督横浜聡子は確信犯的に客に“うんこ”を食わせようととびっきりの“うんこ”を持ってくる。
どっちもうんこじゃね〜かwというなかれ。無自覚に「うんこおいしいですよ」と差し出す堤や本広にくらべたら、わかってて客にうんこを食わせようとする横浜の方がこころざしが高いんだよ!
松山ケンイチという今日本映画界で一番旬のスター俳優を使って松ケンファンや映画ファンをあざむき、こんなイカれた映画に足を運ばせた時点であんたの勝ち!
松ケンファンや映画ファンの9割9分9厘はあ然とするか激怒するであろう意味不明、意図不明のキチガイ映画。監督の横浜聡子のあとさき考えない蛮勇っぷりが凄い。こんな映画撮ったらもう次はないんじゃないかとか、そういうことは一切考えてない。
まったく守りに入らず、映画をヒットさせようとか批評的に成功をおさめようとかの欲ゼロ。この映画を見に来た客全員に中指突き立てて「おまえらの望む映画なんて死んでも作らね〜よバ〜カ!」と言い放つ。
作品はともかく客にツバを吐くその根性や良し。映画の内容については・・・ヴィトゲンシュタインのこの言葉を引用したい。
「語りえないことについては人は沈黙せねばならない」
超便利な言葉!
俳優の話。松ケンの演技は振り切るだけ振り切って見る人をガチでムカつかせます。俺も心底イラッときたので松ケンの才能は本物だと思う。しかも松ケンのしゃべる青森弁は一切日本語に聞こえない、狂ってる!
わしはこんな映画見とうなかった。
2009年06月22日
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